人吉・球磨便り

人吉球磨はひな祭り

ひとよし球磨はおひなまつり

人吉・球磨では2月~3月の2ヵ月間春を告げる“おひなまつり”が開催されます。この期間は、店先に優美な雛人形が飾られ、街中がお雛様一色になり、人吉・球磨の各会場では、多彩な催しが行われます。
中でも、人形寺として名高い『専徳寺』では、ご住職が40年の歳月をかけて全国から集めた3,000体の雛人形が所狭しと一堂に展示され、訪れた人々を魅了します。
また、旅館やお食事処では、地元の美味しい素材を生かした“お雛御膳”も味わう事ができます。






川下り・ラフティング・川遊び

川下り・ラフティング・川遊び

夏になると日本三大急流のひとつ球磨川では多くの観光客が夏の涼を求めて川遊びを楽しみます。
球磨川は、川舟による川下りが有名ですが、近年では、専用のラフトボートを使ったラフティングも大人気です。
九州では唯一ラフティングを楽しめる事から、中高生の修学旅行にも利用され、多い時には数十隻のラフトボートが列を成していく光景も目にする事ができます。
大自然の息吹をからだで感じながらスリルと感動を体感できるラフティングは、今や人吉・球磨にはなくてはならない観光スポットとなっています。
また、人吉・球磨地方には、豊かな球磨川水源により名前のある滝が20近くもあり、滝によってはロープを使って滝壺めがけてダイブしたり、緩やかな滝をウォータースライダーのように滑ったりするキャニオニング等の川遊びも体験できます。


おくんち祭り

おくんちまつり

雄大な阿蘇山を有する熊本県の南部に位置する人吉市には、熊本県に現存するものとしては初めて国宝指定を受けた「青井阿蘇神社」があります。
平安初期から、球磨地方開拓の心のよりどころとして“青井さん”の愛称で親しまれ、平成18年にはご鎮座1200年を迎えました。
毎年10月には、「青井阿蘇神社」に神様がご鎮座された事をお祝いする「おくんちまつり」が開催されます。勇壮な神馬や獅子、かわいらしい稚児やみこし等約3,000名の長い行列が人吉の市街地を練り歩き、絢爛な平安時代の絵巻を見ているかのようにタイムスリップする事ができます。


人吉温泉

人吉温泉

人吉温泉の歴史は古く、明応元年(1492年)に相良家12代当主 為続が湯治をしたという記録が残っています。
近代における人吉温泉発祥の地は人吉市温泉町とされています。明治時代末期に温泉が湧出、その後温泉旅館ができた事をきっかけに町内各所に温泉の試掘が始まり、その後、人吉は“湯の町”として発展してきました。
現在、人吉市内には50以上の源泉があり、多くの特徴は泉温が45~55℃で泉質は肌に優しい単純温泉。お湯がやわらかく、美肌効果も高い事から女性にとても人気です。
また、飲用する事で慢性胃腸疾患や肝臓病、結石等にも有効といわれています。

人吉・球磨オススメスポット

人吉城址

人吉城址

人吉・球磨地方を700年あまり統治した相良氏の居城「人吉城」は、築城の際、三日月型の模様の入った石が出土した事で、別名「繊月城」「三日月城」とも呼ぶようになったと伝えられています。
完成までに実に50年以上の月日を費やされた人吉城でしたが、江戸時代に起きた二度の火災によって全焼したため、現在、城の建物はありませんが、当時の姿を残した石段や石垣が鎌倉時代から明治維新まで続いた相良家の歴史の重さを感じさせます。
人吉城は、国有化や保存修理、歴史的建造物の櫓や長塀の復元、樹種転換等が行われ平成18年には「日本100名城」に選定されました。





鍛冶屋町

鍛冶屋町

「熊本の小京都」と呼ばれる人吉市の中心に位置する鍛冶屋町。鍛冶屋町はその名の通り、相良藩の統治の時代には66軒もの鍛冶屋がある鍛冶屋職人の町でした。
現在は2件の鍛冶屋が残り、石畳の通りを散策していると昔ながらの鍛冶職人の鎚を振る音が聞こえてきます。
鍛冶屋町通りには、鍛冶屋の他にも「みそ・しょうゆ蔵」や「お茶蔵」が残り、当時の面影を残す作業場を見学する事ができます。
人吉観光でみそ・しょうゆ蔵として有名なのが年間4万5千人も訪れるという「釜田醸造所」。
古い格子戸をくぐるとそこはまさに大正ロマンを漂わせる空間が現れ、甘辛い香りが広がります。大豆と小麦、塩だけで熟成させるこだわりの自家製“天然もろみ”によって生まれた味噌や醤油はコクが凝縮され、まさに人吉・球磨が誇る味です。
その隣にあるのが明治10年創業のお茶屋「立山商店」。築100年の店舗は優しくゆっくりとした時間が流れ、日本茶インストラクターの店主、立山さんの面白
楽しく説明してくれる日本茶講義も旅を一層楽しくしてくれます。

SL人吉 ・ じゅぐりっと号

SL人吉・じゅぐりっと号

明治に日本国家の威信をかけて建設された壮大な鉄道遺産「肥薩線」の全面開通100周年を記念し平成21年より熊本~人吉間で定期運行しています。
客車はあわせて3両で木の香薫るクラシカルな車内は、レトロ調の個性あふれる椅子やベンチが置かれ、雄大なパノラマを望む事ができる展望ラウンジ、軽食と飲み物を用意したビュッフェ等の様々な仕掛けが極上の鉄道旅行へいざなってくれます。
また、人吉の観光地(青井阿蘇神社・永国寺・繊月酒造・人吉城歴史館・人吉城址・鍛冶屋町)等を『ゆっくり、のんびり』満喫できる周遊バス「じゅぐりっと号」も運行しています。







焼酎蔵

焼酎蔵

世界に誇る焼酎「球磨焼酎」。約500年の歴史を持つ球磨焼酎は、平成7年に世界貿易機関(WTO)の「地理的表示の産地指定」を受けた事で、世界に誇るブランドとしても注目を浴びています。
現在、人吉・球磨には28の蔵元があり、その中でも、人吉観光の蔵めぐりのひとつ「焼酎蔵」として人気なのが「せんげつ!せんげつ!飲みたいな~♪」でお馴染みの『繊月酒造株式会社』です。
繊月酒造は、繊月城見蔵がリニューアルオープンし、観光スポットとしてますます注目されています。
工場内の見学はもちろんの事、蔵限定商品をはじめ約30銘柄の焼酎を試飲できる無料の試飲コーナーもあり、お土産に自分好みの焼酎を見つける事も。
繊月酒造株式会社は、明治36年に創業して以来、100年に亘って球磨焼酎をつくり続けている人吉・球磨を代表する蔵元のひとつ。
人吉の豊かな自然から流れ出す清流球磨川の水と厳選された良質な米を原料に独自に伝承された技術を注ぎ込み、品質にこだわり続けつくられた焼酎は全国の焼酎通から絶大な人気を得ています。
その中でも芸術品と呼ばれているのが“土甕貯蔵”“樽貯蔵”によってつくられる『プレミアム古酒』。30~40年ほど寝かせられた古酒は、焼酎ファンの間では「繊月の古酒は球磨焼酎の宝だ」とまで言われるほど!
見学の最後には、敷地内にある足湯でリラックスタイム。
隣にある堤温泉の天然温泉をそのまま引いてあるので
旅の疲れも癒されます。